私のお婆ちゃん
今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」
私のお婆ちゃんは私が26歳の時に亡くなりました。
お婆ちゃんとは小さい頃に一緒に散歩しに海岸に行ったり近くの酒屋さんで、コーラとポテトチップスを買って家で一緒に食べてコーラを少しあげて、水戸黄門をいつも一緒に観てました。
「この紋所が目に入らぬか!」
と言うセリフにいつも、お婆ちゃんは
「目に入ったら痛い!」と言って2人で爆笑してました(笑)
一緒にお墓参りに行ったり、お墓掃除をしたりもしました。
お婆ちゃん「今日はいい日じゃったな。」
私「うん!いつまでも続くといいな!」
お婆ちゃんは心臓が悪くなっていき入院しました。
お母さんとお父さんとお見舞いに来て耳元で
私「何か食べたいのある?」
小さな声で
お婆ちゃん「ポテトチップス、あんぱん食べたい。帰りたい。」と言いました。
お母さん「元気にならんばよ?その為にも。」
お婆ちゃんは頷いて涙を流しました。
お見舞いを毎回繰り返して数年後……。
お婆ちゃんは亡くなりました。
お葬式、お通やには、お婆ちゃんを知っている人達がたくさん来ていました。
お婆ちゃんとの思い出が思い出してトイレで泣いてしまいました。
でも火葬の時は、泣かないと決めて見送りました。
お婆ちゃん、ありがとう。
お婆ちゃんと過ごした時間は忘れないよ。
そう心の中でつぶやいて。