メタ認知について
メタ認知とは、
『自分を客観視する』
『第三者の目で、自分を見る』
ということ。
「頭に血がのぼってるな」
「不安が湧いてきたぞ」
「足がソワソワしてる」
「今、すねている」
というように『自分で自分を観察する』のです。
自分の体や心の状態を、そのまま言語化する。
それを、しつこいぐらい行えば…
わりと短時間で、気持ちを落ち着けることができます。
怒りや不安は、発生してから数秒でピークに達します。
そのピークは、ある種のパニック状態。
そんなときに、自分を客観視することは非常に難しいし、
その努力自体がストレスになってしまいます。
なので、
ネガティブな感情が燃え上がる前に…
1秒でも早くその感情に気づき、メタ認知で鎮火する技術が必要なのです。
その技術を磨くのに、輪ゴムを使う方法があります。
手首に、輪ゴムを1本つけておき、
ネガティブな感情に気付いたら、すかさずパチン!とやる。
『ネガティブ感情』=『痛い』
と、体に教え込むと…
反射的に、ネガティブ感情を感知できるようになってくる。
⚫メタ認知能力が高いと、①ミスをするかどうかをあらかじめ予測でき、②ミスに気づくことができます。そして③ミスしないように自分をコントロールすることができます。
⚫チェックしてみよう!
・自分の推論は自分の立場に左右されていないか
・自分の判断は現在の感情の影響を受けていないか
・自分の体験や知識に振り回されていないか
・必要な知識や経験、能力が自分にあるか
・他人の意見に振り回されていないか
・注意が散漫になっていないか
どうでしたか?
当てはまるものがありましたか?
※思考を文章や図にしてまとめるクセをつける。
※あきらめずにむずかしい本を読む。
※仕事のなかで自分で考え答えを出す。
これを実践してみましょう!